スリッページとは?
スリッページとは、お客様の注文価格と約定価格との間に発生する価格差のことをいいます。
FXTFのスリッページについて
■ 成行注文の場合
当社の取引システム(FXTF GX・FXTF MT4標準コース※1)は、約定を優先した注文方式であり、お客様の成行注文は、発注価格と成立時の配信価格の乖離幅にかかわらず約定します。
お客様の端末で注文した時点と当社のサーバで約定処理を行った時点との間に市場価格が変動した場合は、スリッページが発生します。
市場における価格は常に変動しており、注文ボタンを押してからその情報が当社のサーバに届いて約定するまでのわずかな時間で、次に配信されたレートに変わってしまうことがあります。価格は値上がり・値下がりどちらの方向にも変動するため、成行注文におけるスリッページした価格での約定は、お客様にとって有利・不利どちらにもなる可能性があります。
重要経済指標発表時等、相場の値動きが激しい場合はスリッページが発生しやすくなり、また、スリッページが予想外に拡大することがありますのでご注意ください。
※下記図をクリックすると、大きく表示することができます。
※1 FXTF MT4ストリーミングコース(新規申し込み・変更受付は終了)では、価格を優先した注文方式であり、注文成立までに価格が推移した場合(スリッページ) 、価格を再提示します。また、注文画面上の「最大価格誤差」でスリッページ の許容範囲を設定することで、許容する範囲内であれば約定させることもできます。
■ 指値注文の場合
指値注文は、指定した価格に到達した時点で指定した価格で約定するため、基本的にスリッページは発生しません。
ただし 「GX取引システム」では、指定した価格に到達した時点の配信価格で約定するため、指値が有利方向にのみスリッページすることがあるのが特徴のひとつです。
特に値動きが大きい指標時には、スリッページがない場合と比べてより大きな利益が発生する可能性があります。
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FXTF MT4(標準コース・ストリーミングコース)では、指値注文は指定した価格に到達した時点で指定した価格で約定するため、スリッページは発生しません。
■ 逆指値注文の場合
逆指値注文は、指定した価格に到達すると注文が執行され、指定した価格に到達した時点の配信価格で約定します。
予想と反対の値動きをした時の損失をあらかじめ限定したい場合や、トレンドに乗る場合等に利用いただけますが、現在レートが逆指値注文価格(条件)に到達したことをトリガー(きっかけ)として約定するため、お客様が指定した価格と執行条件を満たした時の配信価格(=約定価格)に価格差(スリッページ)が発生することがあります。
設定値より不利な約定の可能性がありますのでご注意ください。
※下記図をクリックすると、大きく表示することができます。
逆指値注文は、指定した価格での約定をお約束した注文方法ではありません。
そのため、急激な相場変動が発生した場合は、指定した価格から大幅に乖離した 価格で約定する可能性があります。
上記のような場合は、お客様が当社に預託された資金を上回る損失が生じる可能性があります。