年末年始における相場変動に関するご注意(2022年12月14日)
例年、クリスマスから年末年始の期間においては、インターバンク(銀行間為替市場)における流動性が通常よりも著しく低下し、実勢のインターバンクレートのスプレッド(売値と買値の差)が通常よりも拡大することがあり、約定しない、約定に時間がかかる、又は、スリッページが発生し不利なレートで約定する等、強制ロスカットを含めてお客様が意図した取引ができない可能性がありますのでご注意下さい。
仮にストップロス(逆指値)注文を入れていても、注文レートから大きく乖離したレートで取引が実行される可能性があります。不測の相場急変においては、お客様ご自身による逆指値注文や弊社システムによる自動ロスカットが充分に機能せず、預託証拠金の金額を上回る損失が発生するリスクが高まります。
ポジションをお持ちのお客様におかれましては口座資金の管理には十分ご留意下さい。
また流動性が著しく低い市場では、2019年1月に発生した「フラッシュクラッシュ」のような瞬間的な相場変動が起こるリスクもございます。
お客様が想定した許容限度を上回る不測の損失が発生することがないよう、以下の「事前のご対応例」をご参考としてご自身の具体的な「対応方針」を定め、予めご準備いただくことを強くお勧めします。
≪事前のご対応例≫
●予めポジションを縮小しておく
●予め証拠金を積み増しておく(証拠金の入金反映が遅れるリスクを想定して)
●逆指値注文を活用する